漢詩と中国文化 |
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独坐敬亭山:李白 |
李白の五言絶句「独り敬亭山に坐す」(壺齋散人注) 衆鳥高飛尽 衆鳥 高く飛んで尽き 孤雲独去閑 孤雲 独り去って閑かなり 相看両不厭 相ひ看て 両つながら厭はざるは 只有敬亭山 只だ敬亭山有るのみ 数多くいた鳥たちも高く飛び去っていなくなり、ぽっかりと浮かんでいた雲も消え去って静けさが辺りを包む、互いに見詰め合って飽きないのは、この敬亭山があるのみだ 敬亭山は安徽省の山、李白が敬愛した詩人謝兆もしばしばこの山に遊んだ。 |
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